当社では毎年、安芸津・福知山の両事業所の開発部と本社営業部による対面研修「研究発表会」を開催しています。この「研究発表会」は、部署間の垣根を越えてお互いを知り、理解を深めることを目的としたものです。開発部と営業部が力を合わせて取り組むテーマも年々増えており、今や欠かせない大切なイベントとなっています。第3回となる今回は、5月29日・30日の2日間にわたり、大阪で開催しました。

　発表は「ポスター発表」と「スライド発表」の二部構成で行います。

　ポスター発表では、各々がこれまで担当してきたテーマについて、工夫を凝らしたポスターを使って紹介。活発な質疑応答が交わされ、「こんな視点があるんだ」と新しい気づきを得たという声も聞かれました。　

　スライド発表では、各事業所におけるさんびか運動の取組みについて情報交換も兼ねた発表をしました。5S活動だけでなく日々の業務改善についても意見を交わし、成功事例だけでなく、現在抱えている課題や悩みについても率直な意見が飛び交いました。こうした“本音の共有”ができるのも、この発表会ならではです。

　さらに今回は4月から当社の顧問になられた長崎大学薬学部の尾野村名誉教授をお迎えし、特別講演を実施。有機合成の研究や企業研究でのご経験について熱く語っていただき、特に若手社員たちは多くの刺激を受けたようでした。　

　夜は懇親会を実施。新入社員も交えて、終始和気あいあいとした雰囲気で盛り上がりました。仕事以外の話題にも花が咲き、大変有意義な時間を過ごすことができました。

　また一年後の開催を楽しみにすると共に、今回の経験を生かして、一人ひとりが各拠点に戻った後も各々の業務においてさらなる研鑽を重ねていきたいと思います。